どうも、銀虹です。
保有株の決算が相次いで発表されました。
成績をみていきましょう。
中華株週間成績発表
本土銘柄から見ていきましょう。

海康威視の18年度の本決算が発表されました。
売上高:498億3713万元(前年比+18.93%)
営業利益:123億3566万元(+18.12%)
純利益:113億5286万元(+20.64%)
また、19年度の1-3月期の決算は減益に転じました。
売上高:99億4244万(前年同期比+6.17%)
営業利益:18億4166万(-14.12%)
純利益:15億3611万(-15.41%)
米中貿易戦争影響がでています。
去年の8月に米政府が中国の防犯製品の購入を禁止する法律を採択したため、海外への売上が減少しました。
また、同社はAI製品の開発に注力しているため、研究開発費も年々右肩上がりです。
この研究開発費が今後、本業への儲けに変わればいいのですがその前に中国景気減速や他企業との競争での消耗の懸念があることから売却を考えています。
次は、香港銘柄ですね。

中国楓葉教育の19年2月中間決算が発表されました。
売上高:7億4400万元(前年同期比+17.8%)
純利益:2億8200万元(+21.9%)
内容は良かったものの、この一週間で大幅に下がりました(笑)
なぜかは分かりません(笑)
中国人の教育に対する熱心さは他国と比べモノにならないため、今後も安定した需要が見込めます。
今後、他企業への買収による成長が見込めないとはいえ、クラス増設による生徒数の増加は可能であるため、取得価格を下回れば買い増ししようと思います。


今週は、上海総合が-5.6%に対し、銀虹は-14.1%でした。
ここ1ヵ月の含み益が一瞬で消えました(笑)
中華銘柄の悪いところって情報が入手しにくくて、なぜ下がったかイマイチ分からないです。
また、米国株の場合、減配リスクも低く、覇権国家の企業ということで株価の下げは安心して買い増しできるのに対し、中華株は政策、経済リスクや株主還元が米国より整っていないため株価の上下がすごくストレスに感じます。
ですので、少し日本株と中華株の比率を下げ、米国株の買い増しを当分行おうかと考えています。
先週の出来事
今の中国経済は平成頭の日本経済に似ていると言われています。
中国の不良債権比率は2011年の1%から2018年には1.8%と上昇しています。
また、不良債権残高は同期間で0.5兆元から2兆元の約4倍になっています。
中国では今、不動産バブルがおこっており、日本の二の舞になるかどうか注視する必要があります。
僕の友人の親(Aさんとします)は、中国でマンション1部屋(60㎡くらい)を800万元(1億3000万円くらい)でBさんに売却したそうです。
Bさんは自分の保有するマンションの一部をCさんに売却し、そのお金でAさんへ支払いしようとしていました。
しかし、Cさんも自分の保有するマンションをDさんに売却しており、そのお金でBさんに支払いするつもりでいました。
ところが、このタイミングで米中貿易戦争に突入し、中国景気は減速。
Dさんは景気減速への不安から支払いを渋っている状態です。
A→B→C→×Dとなることにより3重で契約が滞っている状態だとうかがいました。
もっとひどい話は5重で複雑に絡んだ案件もあるそうです。
これが現中国の不動産事情です。
これは一線都市での話ですが、中国の都市全体で少なくとも起こっているかと思います。
不動産のことは良くわからないですし、今後どうなるかも分からないですが普通じゃないということは分かったので、すこし中華株への投資は慎重行うかと思います。
30日は中国4月のPMIが発表されます。
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