企業分析

【企業分析(日本株)】ルネサンスは業界3位のフィットネスクラブ

どうも、銀虹です。

今回は、日本全国に総合型スポーツクラブを展開するルネサンス(2378)について分析しようと思います。

事業構成

事業内容は、

ジムやスタジオで構成されたフィットネス部門

スイミングやテニスなどのスクール部門

スポーツ施設外の事業では、

フィットネスを生かした介護リハビリ部門に分かれています。

 

出所:ルネサンス 2019年3月期 決算説明資料

 

上記の表を円グラフにするとこうなります。

見てのとおり、売上の95%はスポーツ施設内で稼ぎだしています。

介護リハビリ部門に含まれる元氣ジムは全体の2%ほどしかありませんので、

無視してもいいレベルです。

スポーツ施設内の中でもフィットネスとスクールが事業の屋台骨になっていますので、この部分を詳細に見ていきましょう。

出所:ルネサンス 2019年3月期 決算説明資料

 

フィットネス会員の大半は50歳以上です。

2020年に人口の半分が50歳以上となるようですので、フィットネス部門は今後も

大きく減少することなく微増か横ばいを辿ると思っていますがどうでしょうか。

働き方改革により、今まで会社で残業していた会社員も健康のためにジムに通いそうです。

一方で、スクール会員の7割が20歳未満で構成されています。

日本の出生数減少は深刻的ですので、スクール事業の衰退が予想されます。

           

出所:内閣府 将来推計人口でみる50年後の日本

 

この資料によると、20年後には出生数は2割減ることになるので

単純に2割売上が落ちることを意味しています。

次に、業績を見てみましょう。

業績

グラフを見てすぐにわかったことは、売上の規模は大きいですが、利益率がすごく低いですね。

それもそうか、あんなに大きな施設を建設して、オープンした後もマシンを購入したり、器具をリースしたり、環境を快適にするための水道・光熱費がものすごくかかります。

2018年度に入って、自然災害により売上、利益ともに鈍化しています。

ただ、2014年度から比べて会員単価が1.3倍になっていることから、今後も利益率の上昇が見込まれます。

キャッシュフロー

新規店舗出店、既存店舗のリニューアルが必要ですのである程度の投資額を投じていますね。

バランスシート

スポーツ施設事業は、事業運転のために固定資産比率が高くなります。

ここ数年、純資産は積みあがっていますが、M&Aなどに備えての内部留保なんでしょう。

また、災害やエネルギーなどのコストへの影響が大きい業種のため、自己資本比率を高めにした方が安心できます。

株主還元

配当性向は2割を目安に設定されていますね。

今後も自社株買いはせず、業績に連動した配当性向2割程度

の配当を株主に還元していく方針のようです。

競合他社との比較

業界1位はコナミスポーツなのですが、

規模が比較的に近い業界2位のセントラルスポーツ(4801)の業績と比較します。

セントラルスポーツの方が規模が大きいので、すでに早くから業績の鈍化が始まっています。

利益率、ROE共にルネサンスの方が高く。

ルネサンスの方が効率的に資金を回していると考えていいでしょう。

セントラルスポーツの方が自己資本比率が高いですね。

ただ、配当金額の大きさでいうとセントラルスポーツの方が勝ちです。

成長性がない分、余った利益を株主に還元しているようです。

株価指標

予想PER 11.3倍

予想配当利回り 2.02%

コメント

今後のルネサンスの成長性はどうでしょうか。

出所:出所:ルネサンス 2019年3月期 決算説明資料

 

すでに全国的に展開しており、他社競合もいるなかで収益性がある場所を確保し出店するこれまでのやり方は難しそうです。

IRに尋ねたところ、毎年35~45億円の投資(内10億円は既存店のリニューアル)

を行い、年2、3店舗ずつ拡大していくとのこと。

大型店舗の拡大が難しい時期に来た今、小さな店舗のパーソナルジムなど幅広く展開することで事業拡大を目指すようです。

メリットは、開店スピードが早いことですかね。

また、ベトナムにも進出していますが、企業としては海外への店舗拡大よりも自社製品の輸出に力をいれるとのこと。

まとめ

ルネサンスは既に低成長であり、これからはゆるやかに事業拡大、他事業部門への事業成長を重ねながら利益を伸ばしていく企業です。

投資するメリット

65歳以上の人口が増えることにより、フィットネス部門の増収が見込まれる。

今は存在感のない介護リハビリ部門が急成長するかもしれない。

健康増進目的でのスポーツジムの会費が医療費控除の対象になりプチバブルが発生する(個人的にはあり得る話だと思っています(笑)

 

投資するデメリット

・自然災害による閉店、修繕

・エネルギー価格の急騰によるコスト増大

・人口減少(特に出生数減少によるスクール部門の売上減少の可能性大)

 

デメリットの要素が大きいですが、安定的な配当が見込まれる銘柄の1つです。

銀虹
銀虹
株主よりも消費者にとって良い企業だね

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